笛吹川石和鵜飼のご案内
開催日・令和6年7月20日(土) ~ 8月18日(日)のうち水・木・土・日曜日に開催
開催時間・20:00~20:50
開催場所・笛吹市役所本館前 笛吹川(駐車場は、笛吹市役所本館及び市民窓口館)

※鵜匠体験募集は6月1日(土)から受付開始予定
※その他詳細は確定次第順次掲載いたします。

 


笛吹川石和の鵜飼スタイルは、徒歩鵜(かちう)と言って川の中を鵜匠一人で歩きながら鵜を操り、魚をとる漁方です。およそ800年の歴史ある笛吹川の徒歩鵜ですが、現在の形で鵜飼が行われるようになったのは鵜飼伝承を基に観光誘客を目的として1976年(昭和51年)より現在の「石和鵜飼」が再開されるようになりました。また、2005年(平成17年)には笛吹川石和鵜飼保存会が発足し、鵜飼の実演やイベントの実施、鵜小屋の清掃や鵜の飼育行っております。



笛吹川の鵜飼は徒歩鵜(かちう)スタイル。読んで字の如く、鵜匠が川の中を歩きながら行う漁法です。実演では写真のように広がらずに観覧席側の近いところを通って行うため、間近で観覧することができます。カンテラに照らされた川面がゆらゆらと揺れ、藍染の作務衣に腰蓑と魚籠の姿がより幻想的な鵜飼を見せてくれます。また、実演終了時には鵜飼花火が打ち上げられます。鵜匠さんは実演中、一見普通に歩いてはいますが、川底は苔などがついた石もゴロゴロあり、とても滑りやすくなっていますので、熟練者でないと支えもなくしかも鵜を操るのは至難の業です。



現在の鵜匠は鵜飼保存会の皆さんが中心になって行っています。みなさんそれぞれ仕事をもち、開催日の夕方、終業後三々五々「鵜飼小屋」に集まり小屋の清掃や当日出番のない鵜に餌を与えたりと管理作業を行なった後、身支度整えて笛吹川の河川敷(実演場所)へ向かいます。