御神木の夫婦杉。
二幹合着で根元の周囲は2.05m。
御神木の夫婦杉。 二幹合着で根元の周囲は2.05m。
樹高およそ37m、目通り幹囲は左側5.3m右側5m。
木の裏側へ回ると黒く焦げた落雷の跡がある。
樹高およそ37m、目通り幹囲は左側5.3m右側5m。 木の裏側へ回ると黒く焦げた落雷の跡がある。
甲斐国 一宮浅間神社の創祀の地とされ、本社「山宮」に対して浅間神社を「里宮」と呼ぶ。
毎年4月15日水防祈願のおみゆきさんのひと月前の3月15日、山宮御幸祭りが行われ里宮から山宮へ神輿が渡御する。
またトレッキングコースのポイントとして位置付けられ、蜂城山・神領山・大久保山と巡るコースとなっている。

INFO基本情報

名称 山宮神社
(ヤマミヤジンジャ)
住所 〒405-0056 山梨県笛吹市一宮町一ノ宮1133 アクセス
文化財 ◎国指定文化財
本殿
◎市指定天然記念物
夫婦杉、カタクリ群落

MAP&ACCESSアクセス

御供田(ごくうだ)

山宮神社の石鳥居前にはかつて三十六枚の御供田があった。
山宮の清流を引いて耕作された棚田であり「クナツタ」「ミズタ」ともよばれるような田が鳥居のかみにあり、早くから開かれていたものである。
明治40年、水害の際に鳥居の附近にあった古い社家の屋敷跡はすべて押し流され、現在は落葉林、松林などに変化している。
山宮において明治以前は厳しい物忌みが年三回行なわれ、神主、社家、社人などが参籠し、この期間は氏子も忌みごもり謹慎していたと伝えられている。
御供田から収穫した米二俵をもって祭の供物を作っていたと言われている。
昭和35年に県有形民俗文化財に指定されたが、現在は解除されている。